社内SEはすべての業界に紐づくため、特定の業界を絞ることなく会社を選ぶことができます。会社を選ぶうえで重要なポイントは当たり前ですが興味のある会社を調べることです。下記のポイントを調査/確認することが非常に重要です。ふーんとホームページを見るだけではなく、メモ帳などに情報をまとめるとよりよいです。
- 転職企業先の業態/業務内容
- 転職企業先のIT部門の役割
- 転職企業先の年収
- IT設備投資の積極性
転職企業先の業態/業務内容
まずは求人ページの「募集要項」の中の「仕事の内容」を熟読しましょう。「仕事の内容」の中に入社後どのような業務に従事できるのかヒントが隠れています。案件例が載っている場合もありますので、その中に自分も取り組んでみたい/これまでのスキル生かせると思えるような案件あれば転職候補企業として残しましょう。求人情報内に「DX」や「クラウド」といったワードを散りばめている企業であれば先進的な取り組みをおこなっていると思ってよいと思います。
また、「仕事内容」について具体的な内容が書かれておらず、下記のように非常に抽象的に書かれているケースもあります。
・社内SEとして当社のシステム全般の開発・保守に従事頂きます。
その企業は可能性として「社内SEの採用に力を入れていない」、または、「採用担当/IT管理者の言語化能力が高くない」と推測できます。正直、そのような会社を選ぶことあまりお勧めはできないです。入社するのであれば積極的な採用に力を入れている会社を選ぶことで内定率も上がります。また、自社の業務関して明確に言語化できない企業はIT部門の業務遂行レベルが低い可能性があります。
転職企業先のIT部門の役割
業務内容を十分に把握できた頃には、その企業の中でIT部門がどのような役割を担っているのかを把握することができると思います。下記の図を参考に見てください。
上記の分類でどれが一番良いというようなことはなく、ご自身にあった形のタイプを選択してください。
転職企業先の年収
比較的年収の高い、会社を選びたいですよね。
年収の高い企業を調査するためのポイントは下記の通りです
<関連リンク>
IT設備投資の積極性
転職後、社内SEとしてキャリアアップするためには大きな案件や最先端で面白い!思う案件に従事する必要があります。そのためには、転職先の企業自体がIT投資に積極的である必要があります。例えばですが、クラウド案件、DX案件に携わりたい!!と思っていてもその会社自体が、そのような取り組みをしていないと仕事がないことになります。特におすすめとしては、新しいシステム・新技術の初期導入時期に入社できればと会社内でも
目安として、2023年度の設備投資額の業界ランキングを四季報様のお力をお借りして記載いたしますので参考に見てみてください。
出展:「四季報」東洋経済新聞社